当サロンオーナー、田中義明によるエッセイ

フランス美術館巡り(11)パリの美術館

 これまでに御紹介したモロー美術館、オランジェリー美術館の他に今回の旅行で訪れたパリの美術館はオルセー美術館、ポンピドー・センター内にある国立近代美術館、ピカソ美術館、そしてロダン美術館です。ルーブル美術館とマルモッタン美術館は以前に行っているので主な美術館はおおむね訪れたことになります。

 ルーブルが古代から1848年まで、オルセーが1848~1914年まで、国立近代美術館が1914年から現代までと3館で西洋美術の流れの全てを追えるように構成されています。その展示品の豊富さと秀逸さには、さすが芸術の都パリだと感嘆させられました。

 ロダン美術館は、ロダンが住んでいた家をそのまま使っており、是非行きたいと疲れた足を引きずってやっとたどりつくと、長い列ができていて閉館も間近か、私達が切符を買って間もなく販売終了、数十人の人が入館できませんでした。

 庭におかれた考える人は、ナポレオンが葬られているアンバリッドの黄金のドームをバックに今日は何を考えているのでしょうか。

 パリにゆかりの深いピカソの美術館は、実に10年の準備期間を経て1985年にオープンしたパリ自慢の美術館です。マドリッドやバルセロナのピカソ美術館にも劣らない充実した展示に驚かされました。